介護職に求められること。まずは、介護職を理解する!

病院の看護師さんですと看病という感じで様子がわかりますが、介護職と言ってもどんなことをしてくれるのでしょうか?今回は介護士について詳しく見ていきましょう。

 

祖父
「私たちも年齢を重ねてきたので介護される年かな。」
祖母
「そうですね。介護される年齢が近づいて来ましたね。」
祖父
「でも介護職っていうのはいったいどんな職業なのだろうか?」
祖母
「そうですね。はっきりとはわかりませんね。」

 

介護職の特徴に一つとして、介護利用者と頻繁に関わるということです。入浴や排泄や食事の際に必ず介助が必要になってくるからです。

しかし、サービス提供の際、利用者は恥ずかしい思いをしているかもしれません。介護職はそうしたことを念頭に置き、十分な配慮や気遣いが求められます。

 

介護福祉士に求められる法的規定

 

介護福祉士は国家資格です。介護職の中には民間の資格を持ち働いている方も沢山います。施設や訪問介護で働いている介護士は資格を持って働いています。ただ家事・手伝いをしているという職業とは少し違い介護の専門知識を身に着けています。

○社会福祉士及び介護福祉士法

(誠実義務)
第44条の2 社会福祉士及び介護福祉士は、その担当する者が個人の尊厳を保持し、自立した日常生活を営むことができるよう、常にその者の立場に立って、誠実にその業務を行わなければならない。

 

(信用失墜行為の禁止)
第45条 社会福祉士又は介護福祉士は、社会福祉士又は介護福祉士の信用を傷つけるような行為をしてはならない。

 

(秘密保持業務)
第46条 社会福祉士又は介護福祉士は、正当な理由がなく、その業務に関して知り得た人の秘密を漏らしてはならない。社会福祉士又は介護福祉士でなくなった後においても、同様とする。

この法的規定でもわかるように、介護利用者と高い頻度や密度で関わる介護職にとって人間としての高い倫理性が求められます。

(引用元:日本社会福祉士会 https://www.jacsw.or.jp/01_csw/04_cswtoha/law02.html)

 

介護士の役割とは?

 

祖父
「では介護とはどんな方針に基づいて行われるか知っているか?」
祖母
「いいえ、知りません。」
祖父
「私も知らないんだよ。」

加齢や老化に伴う障害があっても、その人らしい生活ができるようになるために、一人一人の生活を提供する必要があります。そのために利用者を主体にした介護職の支援が必要です。

以前は、加齢や老化に伴い、身体的低下や麻痺などがあれば利用者をベッドで安静にしてもらうことがみられました。

しかし、それだけではただ寝かせきりということになってしまいます。少しでも、動くことで身体的機能がよくなったり、なによりも生活意欲が生まれてきます。この生活意欲を高めていくことが介護では大切です。

また介護では案外利用者のすべての行為に介助が必要というわけでもありません。どのことができてどのことができないのかということを把握し、工夫するとできるという力を引き出すことも介護職の仕事です。

そしてどれだけ利用者様のことや生活支援全般を考えてあげられるかということが大事になってきます。

そのためには利用者様の話をその人の立場になって聴いて~が必要だ、~がしたい、~できるかもしれないという展開をして生活意欲を高めたり、どこができてどこができないかということを把握し、洞察力と観察でその人の潜在能力を高めていくことが介護職にとって大事なことになります。

そして介護職間の意識の統一も必要になってきます。例えば水分を増やしてほしいと医師から指示が出た場合、どのような飲料をどのくらいの量や頻度で、そしてどの時間帯で出すのかということを話し合い、介護職間でしっかりとした共通認識を持つことが重要です。

 

介護施設で働く様々な専門職

祖父
「そうなのか。まだ気になることがあるのだが、サービスを提供する施設にもし入ることになったら、食事や衣料のサービスは充実しているのだろうか?」
祖母
「さあね。私も昔はあなたのために栄養のある献立を拵えてきたけど、今から難しくなるかもしれないわ。」

介護保健施設には介護職だけではなく様々な職種の方々と連携して、介護サービスを提供していきます。看護師がいて、医療上の行為を行ったり、病院との橋渡しを行ったりします。他にも、管理栄養士がいて栄養のある食事を提供します。

また、理学療法士や作業療法士がいて、医師の指示のもとに、前者は筋力測定、関節可動域テスト、運動療法や訓練指導などを行い、後者は手芸や工作、その他の作業を通して作業活動を援助します。

理学療法士が身体の基本的動作能力の回復を図るのに対して、作業療法士は、幅広い対象者に、応用的動作能力や社会的適応能力の回復を図ります。

他にも社会福祉士といって、病気や障害、加齢などによって働けなくなった人たちや、失業、劣悪な住宅状況などさまざまな生活問題を対象に相談やサービスを提供したり職種とも連携します。

 

まとめ

近年では地域包括ケアシステムといって、生活の継続性、可能な限り在宅で暮らすことを目指すためのシステムとして、訪問介護サービスの提供もあります。利用者の自宅環境や生活に合わせて、そこにあるもので工夫しながら展開されます。

施設では他職種の仕事である掃除や洗濯や調理も、家事援助という日常の生活支援の一環であります。介護職とは人と日々向き合う仕事です。

どんなことがあっても仕事中は感情的にならないようにする限度がある一方で、介護者にとって人間味のある介護も必要になります。介護者一人一人違う人を受け入れる幅や深さが必要になり、経験と共に介護職である私たちも人として成長していきます。

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