大切なのは平等な関係を築くこと!!認知症患者との関わり方。

 

最近では、他人事とは言えない介護事情を身近に感じているかたも多いのではないでしょうか?ニュースや特集で認知症について取り上げられることも多くなりました。今回は認知症についてご説明しておきたいと思います。

認知症とは?

祖父
「私の友達の○さんが認知症を患ったみたいじゃ。」
「それは難しいね。意志の疎通もできないんじゃないかな。」
祖母
「それは困ったね。長年の趣味仲間だったですもんね。」
祖父
「どうすればいいのか・・・」

認知症というと、周りにいないと知っているようでよく知らない言葉だと思うので少し、まとめてあるのを参考に例示したいと思います。認知症には約6つの病態があります。そのなかで解明されていて多くの場合にあてはまる2つを紹介します。

1.アルツハイマー型認知症

大脳皮質の神経細胞が消失し、このため脳の萎縮が起こります。

  • 症状

記憶障害があります。つい先ほどあった出来事をすっかり忘れるなど、記憶低下は次第に増えて、さらに認知障害へと進行します。記憶低下に関連してもの盗られ妄想がよく見られるようになります。そうして不安状態や鬱状態になる場合もあります。

思考と判断力の障害
認知機能が障害されると、物事を理解して適切な判断をすることが難しくなります。思考したり、比較したり、計画を立てたりすることが難しくなります。例えば、料理などの手順を踏んでの一連の作業ができなくなります。

見当識障害
時間や場所についての見当識が障害されます。現在、何時頃になるのかといったことや、日付や季節や時間的な事柄についての認識が低下します。場所や人の見当識が障害されると、外出して道に迷ったり、目の前にいる人物は誰であるかという認識も損なわれます。

人格の保持
認知機能の低下が進行した段階でも、アルツハイマー型認知症の場合は全体の態度、対人関係での対応、かかわり方など人格の水準は比較的保たれています。

 

2.血管性認知症

高血圧、脂質異常症、糖尿病、脳動脈硬化症などがあると、脳の血管の流れが障害されて血管障害をきたします。脳卒中が起こります。

もう一つのタイプは、大脳の白質に広い範囲で脳血流のとぼしい病変が起こり、認知症を引き起こします。

  • 症状

発作型
認知症が脳卒中を契機として発症し、方麻痺や言語障害などの局所症状が見られます。

緩徐型
徐々に出現するので、局所症状はとぼしいのが特徴です。かつては、ビンスワンガー型脳症と呼ばれていました。大脳皮質板動脈から分岐して深部白質を流れるものの動脈硬化により、慢性の循環器障害が起こり、認知症をきたします。

血管性認知症の場合は判断力が保たれていることが多いです。

 

認知症患者とのかかわり方

それでは認知症の場合どういう介護が必要になるのでしょうか?認知症ケアでは、その人らしくあり続けるための支援となります。その人らしいとは、なによりも人間らしい生き方です。

認知症を抱えながら、どのようにその人らしく暮らしていくことができるのかを考えることです。自由を保障するために、その人のことをよく知らなければなりません。

これまでどのような困難をどのように乗り越えてきたか、何を大切にしてきたか、どのような好みがあるかなど、その人を理解するために必要なことがあります。

また、人間はそれぞれ独自のドラマを持って生きています。認知症の人にかかわるということは、そのドラマに参加するということですが、そのドラマのシナリオを勝手に書き換えることはできません。

本人が自分のドラマを生き続けられるように支援していくことが、自由を保障することです。認知症の人とコミュニケーションをするときに大切なことは、その方が考え、思っている現実を否定するのではなく、それを認めて共感的に受け入れることです。

その方も自分が受け入れられたと感じるとき、充実感や自信を持つことができます。

できないことではなく、できることをみて支援することも大事です。「援助するー援助される」という関係ではなく、平等な関係を築くことです。

できることをみて支援するということは、技術的な問題解決ではなく、認知症の人を中心に、周りの様々な人と協力して、認知症という困難を乗り越えていくドラマを進んでいくということになるのではないでしょか。

 

まとめ

おじいさんも旧友が認知症を患い、どう接していいか悩んでいますが、まずは接してみて、昔の話を覚えているかどうか、名前を覚えているかどうか、認知症の方もふと思い出すことがあるので、そのときは深い感動になるかもしれません。

そして、その人の自由を保障し、その人ができることを尊重していくなかで、その方のドラマは続いていくものなのです。

ですから、積極的に関わっていくというほうが、そのおじいさんの人生にとっても、旧友との時間で豊かな恩恵を授かるはずですので、今まで通り、接してあげることが大切なように思われます。

認知症の方は徘徊する場合もあります。徘徊すると所在不明になると大変危険です。これは介護職の方でも大変なことでありますから、在宅介護の場合は徘徊してどこかにいってしまうということには、注意が必要です。ですから、介護に疲れた場合などは、ご家族の方には辛いでしょうが、介護サービスを利用してみることをおすすめします。

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