何よりも信頼が大切!!介護関係者と家族との関係

専門職とはいえ、介護に携わる人間同士の関係であるため時には相性が合わなかったり、話したことがうまく通じていかないように思えるかもしれません。

一度不信感を抱いてしまうとなかなか信頼を取り戻していくのが難しくなりサービスを利用していくのがおっくうになることもあるでしょう。こんなはずではなかったと思えるかもしれません。

 

■様々な形の施設がある

 

「おばあさん、今日はデイサービスで何をしてきたの?」

 

祖母
「そうだねえ、今日はなんだか歌を歌う人が来て歌ってくれたよ。みんなで座って聞いたんだよ。懐かしい歌もあったね。」
「そうそれはよかったわね。歌だけじゃないでしょ。歩く練習したり計算したりしたんじゃないの?」
祖母
「どうだったかしら。覚えてないわ。。。」
「連絡帳には看護婦さんと歩く練習したって書いてあるわよ。今日はご飯残したのね。どうしたのかしら。」

 

おばあさんは現在週2回のデイサービス利用をしています。認知症状はそれほどまだ進行していないのですが、痛めている腰の調子が良くなく、足の運びもよくありません。

本人は痛みのため家にいる間はほとんど座って過ごしているので、デイサービスの利用開始の際にはぜひ足腰の筋力が落ちないように、機能訓練を実施してほしいとお願いしたのでした。

それでも本人が言うにはあまり練習はしていないようで、実際寒くなってきたこともあってか最近足の状態が落ちているのではないかと気になってきているのでした。

デイサービスでは毎回実施したことを連絡帳に記してくれるのですが、だんだんと本当なのだろうかと心配になってきています。

この例のようにきちんとした機能訓練をしてほしいと思う場合、デイケアなどの施設では専門職の職員が専用器具を用いて行うのでデイケアを選択する利用者もいます。

ただ認知症の患者においては進行に伴い職員の指示が伝わっていかなくなるため、入浴時などの日常生活動作の中での自然な形での機能訓練を実施するところも多くあるようです。

また腰の痛みがある場合には本人が拒否することもあり、その場合も日常生活動作の中で普段より長い距離を移動してもらったりして対応することも少なくありません。いずれにしても家の中でじっとして座っているよりは多くの動作をしていると言えます。

普段家の中でなかなか要介護者の役割がなく、ただぼうっとしているという状況では、この例のような音楽や施設外へのレク、手作り料理など、より日常生活に近いサービスを受けることにより居場所ができ張り合いができるので、自然と体を動かすことになり良い循環が生まれます。

男性の利用者はそのような全体での作業が苦手な場合もあるので、やはり現在要介護者自身が何を必要としているかを見極めることが大切です。

また、ちょっとした疑問点は送迎時に顔を合わせる職員に訪ねてみることができます。実際に要介護者の状態と接している職員であれば、同じ視点で観察を述べ合い状態を確認することができ、職員としても家での状態を把握できるのでとてもありがたいことです。

通所介護においては家での状態を把握することが、要介護者に合ったサービスを実施する点でかかせないものだからです

さまざまなコミュニケーションを取っていく中で、要介護者と家族の現在求めている介護とは違うと感じれば、そのように伝えることができ、より希望に合ったサービスを受けられる丁度よい規模の施設を見つけることができるでしょう。

■介護支援員にも特徴がある

 

「おばあさん今度支援員の佐藤さんが来てくれるって。覚えてる?」
祖母
「佐藤さんって元気のいい人か、男っぽい」
「そうよ。」
祖母
「あの人は昔の友達に似ててなんだかうれしいんだよ。元気がいいから元気をもらえる」
「そうなのね。あの人はね昔幼稚園の先生だったんだって。だから元気なのよ。でもおばあさんが元気になるならいいわね、よかったわ。」

このように、さまざまな介護支援員がいるので担当する介護支援員によって進めるサービスが違うことがあるでしょう。介護に実際に携わっていた人もいれば、看護師で医療に関するサービスの紹介にたけている人もいます。

また実際の介護には携わらないまま資格を持った人もいます。男性と女性の支援員では考え方が違うこともあります。年齢や経験によっても会話の仕方やアドバイスの仕方などが変わってきます。

 

■合わない介護支援員の交代も可能!

在宅介護において最も深く関わる存在だからこそ、自分たちのタイプに合わないということや実際にもっと違う分野についての情報を教えてくれたらいいのにというちょっとした違いに気が付くようになったなら、自分たちの希望とかけ離れてしまう前に相談したほうがいいでしょう。

担当する介護支援員の居宅支援事務所と管轄が同じという理由で現在の施設を利用しているだけのこともあります。

それでしばらくサービスを利用し、もっとこうしてほしいという願いがあれば自由に伝えることができ、その分野を得意とする介護支援員に交代することもできるので、より要介護者と家族の願いに合わせたサービスを受けていくことができます。

実際に顔を何度も合わせていると情がわき考えを伝えにくいこともありますが、介護の現場ではそのような交代や施設の移動はよくあることなので気軽に問い合わせてみることができるでしょう。

 

■まとめ

考えてきたように様々な施設があり様々な経験を持った介護支援員により在宅介護が支援されています。

コミュニケーションを取りつつ信頼関係を築きながら、それぞれの施設や介護支援員の持つ特性を上手に利用していくことで、必要とするサポートを受けつつ家族の介護を行っていけるでしょう。

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